WEB営業

案件の途切れないWEBデザイナーがやっている営業方法|目先の金じゃなく「信用」を取りにいけ

しんいち

どうも、しんいち(@shin1sugaya)です。

ようやく梅雨も明けて夏らしい空気になってきたと思ったら、一瞬で夏が終わった感が漂っていますねw

今年は自粛なので、海とBBQとグランピングとゴルフくらいしかできていなくて、ちょっと寂しいです。

。。。

。。。。

。。。。異論は認めません^^

さて、今回の記事はWEBデザイナーの「営業」について話していきます。

僕は今、WEBデザインの中でもLP(ランディングページ)に特化して制作活動をしています。

で、制作単価ですが大体1本20~30万くらいですね。

まあ、これが高いか安いかは個人の判断ですが、こうした案件が疲弊しないでコンスタントに入ってきます。

とてもありがたいことです。

で、Twitterとかを覗いていると、営業が課題だなという初心者の方って多い気がするんですよね。

実際に僕がそうでした

ただ、とある考え方を教えてもらった事をきっかけに営業がすごく楽になったんですよね。

なので、今日はWEBデザインの営業方法について解説していきます。

WEBデザインでうまくいっている人と、そうでない人の決定的な差

僕はこれでもデザイナー歴が10年くらいで、あんまり人と会うの好きじゃないですが、同業の方もいくらか見てきました。

それで、やっぱうまく行っている人とそうでない人がいるわけで

じゃあ、うまくいっている人とそうじゃない人との差ってなんなの?って話なのですが

それが、「お金じゃなくて【信頼残高】を稼いでいる」っていうことです。

もうね、うまくいっている方々は全員これをやってますねw

お金っていうのは抽象度を上げて考えると信用への対価と捉えることができます。

例えば、クレカを作ろうと考えた時に、「作れる人」と「そうでない人」っていると思うんですよね。

また、作れたとしても限度額が30万の一般カードなのか、数百万使えるゴールドカードなのか違いがありますよね。

この違いって全部「信用(クレジット)」なわけです。当たり前ですがw

長期間会社員をしていれば、その辺のフリーターよりも信用あるでしょうし、長期間延滞なく返済を続けていれば「この人にはもっと使わしても返済してくれるから限度額上げたろ」ってなるわけです。

これ、仕事でも同じなんですよね。

人はなんでお金を払ってくれるのかというと「その人を信頼してる」からなんですよね。

信頼できない人に、大切な予算や時間を預けるなんてしないはずです。

特に、どこの誰とも分からん駆け出しの自称デザイナーに仕事依頼するのは不安でしかないわけなんですよね。

と、なると、やることは1つなわけで

仕事を受注することではなく

まずは「信頼を獲得する」「信頼残高を貯める」っていうことなんです。

ここがない限り仕事なんて来ません。特に高額案件なんか詐欺でもしない限り来るわけがない。

今うまくいっているフリーランスや企業さんはまず間違いなく「信頼残高貯金」ができてると思ってください。

信頼があるから、消耗するような営業合戦、価格競争に巻き込まれずに仕事ができているんです。

まずはこれをやれ「商品の無料提供」

はい、ここまででWEBデザインでうまく仕事を獲得していくためには「信用」が大切だということを語ってきました。

ただ、このブログを読んで下さっている方々は基本的には、駆け出しのデザイナーさん達だと思います。

では、そんな「実績」も「経験」も、もちろん「信用」も無い、当時の僕のような駆け出しデザイナーはどうやって最初の「信頼」を積み上げていけばいいのでしょうか。

その答えが、「商品の無料提供」です。

よくビジネス本とかに「まずGIVEするのが大切だよ」っていうのを聞くと思いますが、まさにそれです。

これを、「価値の先出し」=「ファーストアウト」と呼びます。

みんなそれぞれ自分の商品があると思うんですよね。

WPのサイト制作なのか、バナー制作とか、サムネ制作、Lステップ構築代行なのか

これ、全部無料でやってあげてください。

「無料提供」と聞くと

「え、それって大変じゃ無いですか?」

「消耗して終わりそうです」

「お金ホチイ」

と考える人も多いと思います。

残念ながら、この考えが有る限り稼ぐことは難しいと思うので、今すぐ捨ててくださいw

本来有料で制作しているものを、時間もお金も無視して提供してあげることでそこに「価値」が生まれます。

この価値を先に「GIVE」するからこそ、「あ、この人は自分(自社)のためにここまでしてくれるんだ」という風に思われて、信頼に繋がっていくんです。

無料で何か商品やサービスを提供することを「無料オファー」と言ったりしますが

中にはこの「無料オファー」を勘違いしている人も多くいます。

それが、無料で本当に「無料レベルのもの」「無料でも要らないもの」を提供してしまっていることです。

本来は有料級のものが「無料」で提供することで価値が生まれ、感動が起こり、信頼につながります。

無料だから、と手を抜かず、有料級のクオリテイでしっかりと質にコミットしましょう。

資源を得ることにフォーカス

こうやって、無料提供をしていくと、もちろん「お金」は頂けませんが

「資源」が手に入ります。

ここで話す資源とは

制作実績、お客様からの信頼、人脈、権威性、発信力、コンテンツ、リピート発注、などが挙げられます。

目の前のお金を取るのではなく、こうした資源を頂いていくことで

後々、大きく、そして継続的に稼いでいくことができるのです。

マネタイズは後でいいんです。

信用を重ねれば価格競争がなくなる

こうして、資源を獲得しながら信用を重ねていくと、価格競争がなくなっていきます。

お客様にとって、新しいデザイナーを探して案件にアサインするにはコストがかかるわけです。

  • 採用コスト
  • 新しいデザイナーに出会うための手間
  • 新しいデザイナーと会えたとして、その方と1から打ち合わせをして認識を合わせる労力

など、です。

ですが、1回ちゃんと仕事をして、しっかりと関係構築ができているデザイナーであれば、原稿を渡すだけで一発で思い通りのデザインが上がってくるわけなんですよね。

となったら、デザインが必要となった時に、そのお客様の中で自動で自分の名前が浮かぶわけです。

なので、しょうもない比較競争には巻き込まれないんですね。

よくTwitterとかで、SNSで発信して案件受注しようとか、ココナラ、クラウドワークスで100件提案しようとかってツイートを見ることがあるんですが

そんな価格競争の戦場で戦ったところで、そりゃ稼げるようにならないと思います。

提供する人は選ばないといけない

ここまで読んで頂いた中で、無料提供がいかに有効であるかがご理解頂けたと思います。

ただ、「そうか!とりあえず無料提供していけばいいのか!」というように無闇やたらに提供していてはいけません。

当たり前ですが、ちゃんと「資源を返してくれる人」を選んで提供していく必要があります。

そうでないと、無料でデザインをしてくれる「ただのいい人」で終わってしまいますからねw

メシ目的の女の子にいいメシ奢ってセックスできない非モテと同じですw

そんなんサムイですよねw

「資源を返してくれる人」の見定め方は色々あるのですが、あえてひとつ上げるとしたら「その方が稼いでいるかどうか」です。

お金を稼いで成功している人ほど、マインドが整っていて、こちらのGIVEに報いてくれよう、頑張ってくれる人を応援しようとしてくれます。

一方で、お金を稼げていない人ほどマインドが未熟で「無料」や「値引き」が当たり前、安さこそ正義、自分だけ得すればいいといった思考の持ち主なので

無料で提供しても、基本的に何も返ってきません。

むしろ、吸い尽くされます。

基本的に関わってはいけない人物ですね。

彼らの得意技は「稼げたら返す」「出世払い」です。

なので、僕らはしっかりとお金を稼いでいて、さらにビジネスを発展させたい、もっとオンライン販売に力を入れていきたいという方々に対して

誠実に全力でリソースを割くべきです。

実績を重ねたからこそできる強者の戦術

さて、ここまで話した「無料提供」はゼロイチの駆け出しの方々、人脈もコネもまだ作れていない方々が仕事を得るための方法として解説してきました。

しかし、この「無料提供」は実は実績を重ねた経験者ほど威力を発揮します。

駆け出しや初心者の作るデザインでの無料提供では、もちろんお客様には喜んでもらえるのですが感動は薄いです。

「助かるけど、まぁこんな感じだよね」

って具合です。

しかし、何年も実績を重ねて1本20~30万で制作しているレベルのLPを無料で提供したら、それこそお客様の感動は大きいです。

得られる信頼も資源も当然大きくなりますし、紹介も生まれます。

僕自身、いまだに無料提供を続けています。

これは、一回僕のサービスを体感いただければ、ほぼ確実にリピートして頂けるという自身があるからですね。

下手にポートフォリオを作って(もちろん作るのですが)広告をかけるよりも、確実に関係性を気づけそうなお客様に無料オファーをしていく方がコスパの良い広告だと思います。

まとめ

はい、いかがでしたでしょうか。

デザインの技術を身につけても、仕事がなければマネタイズできません。

そして、仕事は口を開けて待っていても基本的にきません。

特にお客様が駆け出しの自分のポートフォリオや発信を見て問い合わせてくるなんてことは基本的にあり得ません。

今回の記事では実際に仕事を頂くためにどう動いたら良いのかを解説してきました。

何かの参考になれば幸いです!

と、いうことで今回は以上になります。

もし、現在WEB制作の学習中の方でつまづいている方や、糞詰まっている方とかいたら下記のフォームからでも連絡ください!

時間が許す限り100%返信をしています。

では!(^。^)

ABOUT ME
しんいち
しんいち
LPデザイナー
大学を卒業後、未経験から都内ITベンチャーでデザイナーとして勤務するも、 あまりのブラック環境で身体を壊し1年も経たずに退職。 その後は印刷系制作会社にて大手家電メーカーの販促広告のデザインをしている。 新卒時に職を失った経験から、会社に依存した働き方に危機を覚え 「大切なものを自分で守る力」と「人生の自由度を上げる力」として WEB制作のスキルとネットビジネスのスキルを学ぶ。 現在は企業で広告系デザインをしながら、サイドビジネスでWEBデザインを行い会社員月給の10倍程度の収入を得つつ、自由度の高い働き方を伝える情報発信をしている。

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