マインド的な話

漫画「NARUTO」から学ぶ、人生の主人公としての意識を上げることの重要性

しんいち

どうもしんいちです(@shin1sugaya)

今年も残すところあと1ヶ月ほどとなりましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか?

僕はというものの9末くらいに体調を崩してからというものの未だに復活できずに正味ガチで焦っておりますw

営業も制作も人付き合いもほぼストップで寝込んでますね

腐りそうになるメンタルをクンバハカしてなんとか保ってる次第です

そんなこんなで、退屈しのぎがてら昔の漫画を読み返していたら「え?この漫画ってこんなすごかった?」って気がつかされた作品があって地味にテンションが上がっておりますw

それがタイトルにある「NARUTO」ですね、僕が中学生くらいに連載が始まった忍者漫画でジャンプの代表的な作品ですよね。

学びが大きすぎてあまりにもテンションが上がって夜も8時間しか寝れないので←

記事に書いていく所存です

漫画「NARUTO」とは

まあその前に、流石にいないとは思いますが、億が一「NARUTO」を知らないという人のためにちょっくら紹介をばかましていこうかと思います。

「NARUTO」は1999年から少年ジャンプで連載されていた忍者をモチーフにしている漫画で

ろくに忍術も使えない落ちこぼれ忍者の主人公が色んな困難を乗り越えて世界を救う忍者に成長していくっていうヒーローズジャーニーゴリゴリのバトル漫画です。

はい、とにかく面白いです。

読んでない人は人生損してるのですぐに画面を閉じてKindleで全巻買って読んでください。

。。。ウソです

このブログをちゃんと読んでくださいw

主人公「ナルト」から学ぶ意識のステージ変化

で、冒頭からいったい何にそんなに感動してんねんって話ですが

主人公ナルトの意識的な成長と、それに合わせた結果の出し方がなかなかえぐいというか

人生の理にめちゃくちゃかなっていて

ただのバトル漫画ではなくて人生のバイブルにもなる作品やん、と思った次第です

主人公ナルトの人生の目的

はい、漫画の主人公には何かしら人生の目的のようなものが設定されています。

ワンピースのルフィでいうなら「海賊王になる」ですし、デスノートのキラなら「新世界の神になる」といった感じです。

この主人公ナルトもご多分に漏れずに目的があります。

それが「火影になる」です。

この「火影」というのは主人公が属している里という集落の長の称号で、その里で最強の忍者のことです。

主人公ナルトは生まれながらに「九尾」という化け物を身体の中に封印されており、そのせいで生まれてからずっと周囲の人間に疎まれてハブられて生きてきました。

だから、里で1番の忍者になって周りを見返したい、認められたいっていうのが彼の「火影になりたい」の理由です。

目的は変わらない、でも目的が持つ意味が変わっている

で、この目的、最終回まで変わらずずっとこいつは「火影になる」と言い続けていきます。

ただ、ずっと「火影になる」と言っているのですが、この「火影になる」という言葉の意味というか、質、抽象度が主人公の成長に合わせてどんどん変わっていきます。

物語序盤のナルトはさっきも言ったように

  • 周りの人間を見返したい
  • 自分のことを認められたい
  • 自分は特別なんだと感じられるようになりたい

といったある種負の感情で目的に向かっていく感じでした

いわゆる我欲、ブラックエンジンが原動力になっている状態です。

ここが言ってみればステージ1みたいな状態ですね。

で、そこから任務を通じてライバルのサスケというキャラクターや別の里の我愛羅というキャラと友情を育んだりして、彼らが闇落ちしたりやべえってことになったら

「友を救いたい」という原動力に変わっていきます。

ここが意識のステージ2

そして、物語が進むに連れて師匠や兄弟子に未来を託されたり、孤独と思っていたら実は死んだ両親からたくさんの愛情をもらっていたということを知ることになったり

そういったイベントを経て物語終盤では

「この世界を救う」ということが原動力になっていきます。

ここが意識のステージ3

意識が上がると生み出す成果も変わる

こんな感じでナルトの意識の成長具合と共に欲望の守備範囲というか対象が

自分→身の回りの人→世界(世の中)というように広がって言っています。

言っていることはずっと「火影になる」なのに意味(質)が変わっているんです。

で、注目したいのが意識が変化するごとに、ナルトの生み出す成果というのが大きくなっているんですよね

試験合格→友人の救出→世界の救済といった感じです。

もちろん漫画のストーリーなので、話が進むにつれてどんどんスケールが大きくなっていくのは必定なのですが、そんなことではないんですね。

そもそもストーリーというのは、共感を呼ぶために人の成長過程に合わせた設計図(アーキタイプって言うみたいです)みたいなものがあるんですね。

だから逆を言うと、よくできたストーリーというのはそのまま人生に通じるものがあるはずなんです。

意識が上がって目的の守備範囲が広がると、つまりベクトルが内向きから外向きに変わっていくと自分の力だけじゃない他力が働くようになってくるんです。

応援する人は増えるわ、協力者は現れるわ、もっと言うと、見えない何かの援護とも思えるような現象も起こるわという感じで自分1人の時とは馬力が変わってくるんです

物語序盤の中忍試験(忍者の登竜門的な試験)くらいの時では、応援してくれるのはヒナタっていうモブキャラ1人くらいのものでしたが

成長につれて、里の全員がナルトを認め応援してくれるようになり、物語終盤では世界中の忍者から応援され協力されるようになっていました。

だから忍の世界を救うという大きな事を達成することができたんです。

物語序盤のベクトルが自分にしか向いていないナルトではこうした成果を達成することはできなかったでしょう。チャンスさえ与えられなかったと思います。

僕らの人生、働き方にもステージがある

で、これって別にお話の中だからっていう訳でもないんですよ。

さっきも言ったようにストーリーと人の人生には通じるものがあります。

つまり僕らの仕事、人生でも同じことが言えるんですね。

働く理由、稼ぐ動機が自分のためとか、誰々を見返したいとかいう我欲、内向きの状態の時って中々大きな成果って出ないんです。

もちろん負のエネルギーは強力な原動力になるのでそういう時期は誰しもが経るものだし、そうしたエネルギーをうまく使う時期というのはあります。

けどそれって爆発的な瞬発力があるんですけど長続きしないし、それで生み出した結果ってすぐに潰れたりします。

何よりしんどいんです。渦中にいる時はある種ハイになってるので気が付かないですけど、、

で、人が離れたり、裏切りがあったり、なんかの前提条件が崩れてしまったり、、

なんかストップがかかるんですよね。

そういう負のエネルギーで頑張る時期は成長の過程であって、大きな成果、本当に望んだ成果が出る時って意識が上がった時にポッと出たりするものなんです。

自分の目的と周囲の利益、世の中の貢献が一致してるんでそりゃ必然的にうまくいってしまいますよね

足を引っ張るものが何もない、むしろみんなの利益になるから物理的にもエネルギー的にもみんなからの助力がもらえる

だから1人では成し遂げられないようなことが本人が努力している意識なく達成されてしまうんです。

(おまけ)コンプレックスさえも最強の強みに昇華している

はい、で、ちょっとだけ話がそれるんですが

主人公のナルトには生まれながら「九尾」という化け物が封印されているという話をしました

これはナルトのコンプレックスの部分ですよね。

そりゃあそうです。

九尾がいたせいで、両親は死んだし、子供の頃から訳のわからないいじめやハブには会うし、忍術は上手く使えなくて落ちこぼれルートを歩むしって感じで、こいつさえいなければどんなだけ良かったかって感じです

で、ナルトも序盤では九尾のことを疎ましく思ってました

「なんで自分にだけこんな化け物が封印されてるんだ、不公平やんけ」ってニュアンスです。

気持ちはわかりますよね。。。

生きてりゃ「なんで自分ばっか、、」って思うようなことやハンデはあるものです 。

で、ここでモブキャラであれば、他人に嫉妬して、世の中を恨んで人生を終えていきます。

でも、ナルトはずっと(強がりもあったと思いますが)「そんなん関係ない、俺は俺」 的なマインドでコンプレックスに向き合ってきました。

で、最終的に「コンプレックス(九尾)を受け入れる」という選択をしました。

これまで憎らしくて、すぐにでも取り除きたいであろう「九尾」を受け入れて共存していくことにしたんですね。

すると、これまで足を引っ張りあっていたナルトと九尾がシナジーを起こして「九尾モード」(確かそんな名前だったはずw)っていう最強状態に昇華しました。

多くの人(僕も含め)コンプレックスには蓋をするか、もしくはコンプレックスを無くそう、自分から切り離そうっていう「外科的」な対処法を取ろうとしてしまいます。

そりゃそうです。コンプレックスとか過去の失敗みたいなものって無かったことにしたいですもん。。。

でもそういうアプローチをすると、コンプレックスや過去の失敗って自分の中で大きくなっていってしまうんですよね。

そうじゃなくて、勇気を振り絞って向き合って「受け入れる」っていうアプローチをしていくのが最善な結果につながることが多いです。

コンプレックス(だったもの)はそこにあるんだけど、気にならなくなるというか、それも含めてワイだけどそれが何か?と本心で思えるような心境が正解です。

そうすると、コンプレックスだったものが自分の意識してないところで大きな力になっているということが多々あります。

よくいう弱みは強みになるってこういうことかもしれません。

こんな感じでコンプレックスに対しての向き合い方も主人公的なのはさすがすぎましたw

まとめ

はい、そんな感じです。

僕は働き方のステージを上げることと人生と働き方を一致させることを推奨しています。

それはそのほうが1人で何かを成すよりも簡単に成果を出すことができるし、世の中と一体感を感じて主人公感覚で生きれるから。

まさか中坊の時に読んでいた漫画を見直していてこんなことに気がつくなんて思いませんでしたw

そんなことを教えてくれる漫画「NARUTO」読み返してみてはいかがでしょうか

てか、読んだことない人は絶対読んでくださいw

では!

ABOUT ME
しんいち
しんいち
LPデザイナー
大学を卒業後、未経験から都内ITベンチャーでデザイナーとして勤務するも、 あまりのブラック環境で身体を壊し1年も経たずに退職。 その後は印刷系制作会社にて大手家電メーカーの販促広告のデザインをしている。 新卒時に職を失った経験から、会社に依存した働き方に危機を覚え 「大切なものを自分で守る力」と「人生の自由度を上げる力」として WEB制作のスキルとネットビジネスのスキルを学ぶ。 現在は企業で広告系デザインをしながら、サイドビジネスでWEBデザインを行い会社員月給の10倍程度の収入を得つつ、自由度の高い働き方を伝える情報発信をしている。

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