クラウドソーシングでは稼げない?|オンラインに固執せずにリアルで案件頂く方がラク説
どうも、しんいち(@shin1sugaya)です。
突然ですが、、、
「案件獲得で疲弊していませんか?」
会社に依存せずに稼げるスキルが欲しい!
そう思ってWEBデザインの勉強をはじめて、ある程度スキルも身につけて、ポートフォリオも作って
でも、いざ案件を取ろうと
全っっっっっっ然、案件が取れない
案件が取れたとしても、激安で、しかもクラウドソーシングの手数料でさらに引かれる
せっかく教材やスクールにお金をかけてスキルを学んだのに、全然元を取れる気がしない
そういう方っていますよね。。
はい、何を隠そう昔の僕に他なりませんww
Twitterやブログ界隈ではクラウドワークスやココナラで案件をとって稼いでいる(っぽい)人もいますが
基本的にこういったクラウドソーシングサイトって初心者には激ムズなんですよね。
(というか、上級者にだっておすすめしません)
わざわざ厳しい戦場で戦って疲弊するよりも、もっとラクなところで戦いましょうっていう
今回の記事はそういうお話です。
それではお付き合いくださいませ(^。^)
クラウドソーシングは初心者には厳しすぎる
はい、それでは順番に話を進めていきたいと思うわけですが、
世の中には多くのクラウドソーシングのサービスがあります。
スキルシェアリングとも言いますね。
仕事を発注したい会社がサイトに募集要項を掲載し、仕事を受注したいフリーランスの人達がその内容を見て応募するという
発注者と受注者をマッチングするサービスです。
- クラウドワークス
- ランサーズ
- ココナラ
- スキルクラウド
この辺りがメジャーでしょうか。
多くのスクールや教材では、駆け出しフリーランスや副業の人達はここで仕事を受注しなさいと教えています。
ただ、冒頭でも話した通り、こう言ったクラウドサービスは初心者にはかなり激ムズです。
僕自身も上記のサービスは使ってはいますが、アテにはしていません。
月に1~2件くらい発注が入ったらいいなってくらい適当ですw
と思う方もいますよね。
別に論破しようとかいう気は1mmも無いですけど、クラウドソーシングが初心者には向いていない理由、なんなら、上級者にも向いていない理由をいくつか挙げていきます。
完全未経験だとそもそも見せられる実績が無い
まずそもそも論として完全未経験の駆け出しだと見せられる実績というものがありません。
もちろん模写サイトなんて実績では無いですからね。
一方、もちろんクラウドワークスにいるライバル達は実績も経歴もある人達です。
しかも、クラウドソーシングは「発注者」が「受注者」を選ぶ仕組みです。
つまり、複数の受注者の中から比較検討されるわけですよ。
もう、実績無しの駆け出しからしたら涙目です。。
あなたが発注者だとしたら、駆け出しでスキルも怪しい(怪しく見える)人と、ポートフォリをも充実していて取引実績も多い人とどちらに仕事を任せたいですか?
おそらく後者ですよね。
つまり、ここで結構絶望的な壁があるんですよね。
クラウドソーシングはライバルが多すぎる
クラウドソーシングは「発注者」が「受注者」を選ぶ仕組みと言いましたが、ここを一回冷静に考えてみましょう。
クラウドソーシングは発注者と受注者をマッチングするサービスですが、発注者と受注者の数は決してイーブンではありません。
10秒考えてみてください、世の中に「会社」と「個人」ってどっちが多いですか?
圧倒的に個人の方が多いですよね。
つまり、少数の発注者に対して多数の受注者をマッチングさせる形になるため絶対的に発注者が「選ぶ側」つまり、強者になってしまうんです。
また、世の中にある仕事はオンラインとオフラインのどちらが多いと思いますか?
、、、絶対的にオフラインなんですよ。
Twitterとかやっているとオンラインが世界だと錯覚してしまいますが、クラウドソーシングやSNSなどオンラインなんか世の中のほんの一部です。
つまり、ほんの少しの仕事に対して、みんなでこぞって殺到するという構造になっているため、血で血を洗うような案件獲得戦争になってしまうんですね。
オンラインという性質
また、オンラインという特性を考えて見ましょう。
皆さん、ネットショッピングで高額な商品をポンポン買いますか?
買わないですよね。
ネット上で物を売るのは例え500円であっても難しいとされています。
その理由は「信用」です。
高額になればなるほど、こういった疑念が湧いてきて購入ボタンを押すのに抵抗が出てきます。
これは、仕事の発注でも同じですよね。
発注者の人目線で考えると、高額の仕事を見ず知らずの人に発注したりしません。
簡単にいってしまえば「信用」できないからです。
実際に
- ポートフォリオと実際のスキルがかけ離れている
- レスが遅すぎる
- 急に音信不通になって飛ぶ
こういったことがあるらしいんですよね。
だから、クラウドソーシングサイトにある案件は安い物ばかりなんです。(高額案件があっても、そういった案件は上位ランカーが持っていく)
つまり、言葉が悪いですけど、先にも言いましたが安い案件を皆んなで必死に奪い合っているのがクラウドソーシングなんです。
そりゃ疲弊しますよ、、、汗
クラウドワークスにいるのはこんな人達
こういった背景もあるからか
クラウドソーシングにいる発注者というのは
- なるべく安く、早く、なのにクオリティは高望み
- 予算が無い
- 時間の許す限り修正しまくりたい
- リテラシーが低すぎて余計なコストがかかる
こういう人達が多いんですよね。
もちろん全部が全部ではないでしょう。ですが案件の要項を見れば一目瞭然です。
だから、中々いいご縁に恵まれないんですよね、、
と、こんな感じですが、どうです?
クラウドソーシングって、あんまり良いこと無いでしょう?
でも、スクールではそう教えているし、Twitterを見ても「ココナラで案件獲得!」みたいなツイートが多いので
そこがスコトーマ(盲点)になってしまって、みんな疲弊してリタイアしていってしまうんですね。
もったいなさすぎますよね汗
みんながオンラインにいるからこそ、オフラインで美味しい思いができる
ここまで読んで頂けるともはや説明の必要は無さげですが、皆んな氷山の一角のような案件に対して死に物狂いで殺到してるんですよね。
そりゃ、しんどいです。
ただ、裏を返すと攻めるところを変えたらめちゃめちゃ美味しいですよね。
だって人がいないんだから。
WEBデザインに限りませんが、基本的にツイッターやネット上で言っている事の逆をいけば、ライバル不在で美味しい思いをすることができます。
マジョリティと逆をいくのがコツです。
僕らが相手にするべきなのはこういうお客様
※ここから話す内容は全て一定のスキルを習得することが前提の話です。
※全てが全てこの限りではありません。
先にも述べたように、クラウドワークスにいるお客さん像はこんな感じです。
- なるべく安く、早く、なのにクオリティは高望み
- 予算が無い
- 時間の許す限り修正しまくりたい
- リテラシーが低すぎて余計なコストがかかる
基本的に金も時間も知識もなくて、「なるべく損せずに作りたい」ってスタンスなんですね。
こういう人と関わると、お互い「稼ぎたい」「損したくない」ってマインドなので【奪い合い】の構図になって消耗していくのです。
そうではなく、僕たちが相手にすべき人達はこんな人達です。
- お金と時間がある
- ネットやデザインの知識は無い
- 自分でビジネスをしている経営者
- 商材を持っているコンテンツホルダー
こういった、お金があり、スケジュールにも余裕があり、けどWEBやデザインのスキルが無い。
こういう人達です。
要はお互いの必要な物を補い合えるような関係ということですね。
そういう関係が結べるようになると、ビジネスとして循環が起こりお互いに消耗せずに関係を続けていくことができます。
じゃあどこからお仕事頂くの?
僕はこういうところから受注しています。
ここまで読んでいただいて、クラウドソーシングって結構キツイということがわかったかなと思います。
オンラインが厳しいのはわかった、でも、じゃあどこからお仕事とってきたらええねん?
こういう方もいると思います。
答えは、クラウドソーシング以外の全て、ですw
僕の場合の例をいくつかご紹介しましょう。
紹介
まずは王道ですが「紹介」です。
紹介が1番ラクっちゃラクです。
紹介してくれる人が信用を担保してくれるので、スキルさえあればすぐにお仕事につながります。
ただし、当たり前ですが紹介者の顔に泥を塗らないように、しっかりコミットしましょう。
もしかしたら、「紹介してくれるような人が居ない」という方もいるかもしれません。
とはいえ、知り合いが0という方はいないでしょう。
何人かツテを辿ると5人(?)以内で目的の人にたどり着ける、みたいな法則があるように、直接は知らなくても、何人か辿ってみるといるかもしれませんよ?
まずは動いてみましょう。
ゴルフ
あとはゴルフですねw
ふざけてないですよw
ゴルフはデザイナーに限らず、個人で仕事をしている人にはガチでおすすめのスポーツです。
ゴルフって結構金がかかります。
つまり、ゴルフをしている人って、会社の役職持ち、経営者、若手起業家など、ある程度金と事業の決定権を持っている人達です。
そういう人達と共通の趣味を持つことで、仲良くなれる可能性が上がります。
個人的には、Adobe、モリサワフォントに次いでゴルフもデザイナーが金をかけるところだと思っています。ガチです。
https://shin1sugaya.com/golf/
セミナー・交流会
あとは、いろんなセミナーや交流会もおすすめです。
こういうところにはビジネスをしている人が集まるからです。
特に、少し値段はかかりますが、セミナー後に懇親会のあるものは特にお客さんと仲良くなりやすいのでおすすめです。
このように、いくつか例を上げましたが
案件の受注もマーケティングです。
どこに行けばお客さんがいるかを考えて行動しましょう。
ポートフォリオサイトを載せて口開けて待ってれば案件が来るなんてことはありません。
都合がいい話は無い、スキルは当たり前に必要
オンラインよりもオフラインがおすすめという話をツラツラとしてきましたが
とはいえ、「オフラインなら誰でも稼げる」というわけではありません。
そんな都合の良い話はありません。
当たり前に制作スキルは必要です。
なので、各自スキル磨きはちゃんとしましょうね
まとめ
はい、いかがでしたでしょうか。
最近はスクールの乱立もあって、その中でクラウドワークスやココナラで案件とりましょう、って言っている人達や
Twitter上で「クラウドワークスで案件獲得!(ドヤァ)」という人達が溢れていて
そういった人達を見て「よし、私も」といって、さらに駆け出しさんがクラウドソーシングに殺到しています。
こういう風に、前ならえ的に周りと同じことをしていても、ちょっと稼ぎにくいです。
特に、純粋にスキル勝負したら経験者には勝てないので、初心者こそ戦う場所は選ぶべきで、ライバルの少ないところで戦いましょう。
はい、では今回の記事は以上になります。
もし、現在学習中の方でつまづいている方や、糞詰まっている方とかいたら下記のフォームからでも連絡ください!
時間が許す限り100%返信をしています。
では!(^。^)